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BYDの高級車ブランド「仰望」、2000万円超のオフロードEVを発売 緊急時の水上走行も可能

中国EV大手・BYD(比亜迪)傘下の高級車ブランド「仰望汽車(Yangwang)」は9月20日、オフロードSUV「U8プレミアム・エディション」の販売を開始した。

このニュースのポイント

  1. 仰望U8プレミアム・エディションの特徴と技術:仰望U8は、価格が約2000万円で、4モーター独立駆動の「e4プラットフォーム」や、インテリジェント油圧車両制御システム「雲輦-P」、先進運転支援システム「天神之眼」など、多くの先端技術を搭載しています。これにより、車両の高度なコントロール性能や、特殊な動き(例:その場での360度回転や真横への平行移動)が可能になっています。
  2. 高性能と豪華な内装:U8プレミアム・エディションは最高出力880kW、0-100km/h加速が3.6秒、最大航続距離1000kmと高性能です。また、内装には高級ナッパレザー、スマートフレグランスシステム、コンプレッサー式小型冷蔵庫などが備えられ、静粛性も向上しています。さらに、デンマークDynaudio社のハイエンドスピーカーを搭載し、豪華な音響体験を提供します。
  3. 販売と展開計画:U8プレミアム・エディションの展示車は、中国国内の複数の都市に展示され、10月下旬から順次納車が開始される予定です。仰望汽車は直営方式で運営しており、現在建設中の70以上の直営店と、年内に全国40都市以上に開設される見込みの90店舗以上の店舗を通じて、車両を販売します。