ボルボ 2024年初頭にディーゼルエンジン車生産を終了 EV改革への新たな一歩
ボルボは9月19日、2030年までにEV専用ブランドとする計画を進めており、その一環として2024年初めにディーゼルエンジン車の生産を終了することが明らかになった。
このニュースのポイント
- ディーゼルエンジン車の生産終了:ボルボは、2030年までにEV(電動車)専用ブランドに移行する計画を進めており、その一環として2024年初めにディーゼルエンジン車の生産を終了することを発表しました。これは、ニューヨークで開催された気候イベント「クライメート・ウィーク・ニューヨーク」で明らかにされました。
- 消費者の価値観の変化: 欧州では、気候変動への懸念や都市部でのNOx(窒素酸化物)排出量などに対する消費者の価値観の変化が見られ、ディーゼル車の販売が低迷しています。ボルボのジム・ローワンCEOは、「電動パワートレインがわたし達の未来」と述べ、プレミアムなEVのポートフォリオを作ることに全力を注いでいると主張しました。
- 気候中立企業を目指して: ボルボは、2030年までにラインナップをすべてEVとし、2040年までに気候中立企業になることを目標としています。新型EVのEX30とEX90をまもなく発売する予定であり、ローワンCEOは、世界が気候変動と闘うための「意味のある政策と行動」を実現する必要があると述べました。