輸入車販売のEV比率、過去最高の12.1% 8月
日本自動車輸入組合(JAIA)が6日発表した8月の電気自動車(EV)の輸入車販売台数(日本メーカー車除く)は前年同月比2.6倍の2044台で、全体に占める割合は単月で過去最高となる12.1%だった。
このニュースのポイント
- 日本自動車輸入組合(JAIA)によると、2023年8月の電気自動車(EV)の輸入車販売台数は前年同月比2.6倍の2044台となり、全体の販売に占める割合が過去最高の12.1%に達した。2022年のEV販売比率は5.9%だったが、2023年1〜8月では8%に増加している。
- EVの販売比率の増加の一因として、米テスラの販売台数の増加が挙げられる。テスラは8月に前年同月比で約2倍の500台を販売したと推定される。また、各自動車メーカーは日本の交通事情に適した小型EVや人気車種の投入を進めており、今後もEVの販売比率は上昇が予想される。
- メルセデス・ベンツグループや独BMW、独フォルクスワーゲン(VW)などの大手輸入車メーカーは、日本でのEV導入を積極的に進めている。さらに、これらのメーカーは充電インフラの整備を強化し、日本でのEV販売を増加させる方針を明らかにしている。