テスラ、中国製EVのカナダ輸出再開で優位 100%関税撤廃が追い風
米電気自動車(EV)大手テスラは、中国製EVにかかるカナダの100%関税撤廃の恩恵を最も早く受ける自動車メーカーの1つになる見込みだ。
このニュースのポイント
- カナダ政府は、中国製EVに対して課していた100%の関税を一部撤廃し、年間最大4万9,000台を「最恵国待遇(関税6.1%)」で輸入可能にするという新たな協定を発表しました。ただし、この枠の半分は「3万5,000カナダドル以下の低価格車」に限定されます。
- テスラは、2023年に既に上海工場からカナダへ輸出していた実績があり、生産体制とカナダ国内の販売網(39拠点)が整っている点が強みです。他の中央メーカー(BYDやNioなど)に先んじて、迅速に中国からの輸出を再開できる立場にあります。
- テスラの車両は全て3万5,000カナダドルを超えるため、低価格車向けの枠は中国メーカーがカナダ市場へ参入する好機となります。今後、テスラが既存のシェアを固める一方で、中国勢が市場を切り崩していく構図が予想されます。

