【独自】三菱ふそうと台湾・鴻海が来年1月にも新会社設立 次世代EVバス生産へ
三菱ふそうトラック・バスと台湾の電機大手・鴻海精密工業が、来年1月にも国内で新会社を設立する方向で調整していることが、テレビ東京の取材で分かった。
このニュースのポイント
- 三菱ふそうがバス事業をカーブアウトし、鴻海と50%ずつ出資する新会社を来年1月にも設立する方向で調整中。社名案は「ふそうバス」や「三菱ふそうバス」。将来的に鴻海の出資比率を引き上げる可能性も視野に議論されている。
- EVバスは大型でバッテリー容量が大きく、開発コストや本体価格が高騰(例:いすゞの大型EVバスは約7000万円)。国内バス市場が縮小する中、単独では開発投資が難しく、三菱ふそうは鴻海のEV技術と資金力に期待して協業を選択。
- 鴻海は三菱ふそうの富山工場で大型「モデルT」や小型「モデルU」などのEVバスを製造予定。日本における初のEV製造拠点となり、乗用車分野の受託生産も広げて国内メーカーとの協議を加速する狙い。

