アメリカ EV駆け込み購入の動き 今月末の税制優遇廃止前に
アメリカでは、EV=電気自動車を購入した際の税制優遇の措置が9月末で廃止されるのを前に、駆け込みで購入する動きもみられています。
このニュースのポイント
- アメリカではEV購入時に最大7,500ドル(約110万円)の税制優遇が受けられる制度が、トランプ政権により9月末で廃止される予定。そのため、廃止前に駆け込みで購入する動きが活発化している。
- ニューヨーク州の日系自動車メーカー販売店では、2025年8月のEV販売台数が前年同月比で6割以上増加。購入者からも「税制優遇の廃止が決め手」との声が出ている。
- 優遇廃止後は一時的な需要減速が予想されるが、中長期的にはEV需要は拡大すると見られる。自動車メーカー各社は販売促進や車種の絞り込みなど戦略の見直しを進めている。