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福岡県、中古EVをリース 国内でレアメタル循環へ

福岡県は20日、中古の電気自動車(EV)をリースする事業を始めたと発表した。

このニュースのポイント

  1. 福岡県は、全国初となる自治体による中古EVリース事業を開始。対象は県内の個人や法人で、日産リーフなど登録から5〜7年経過した車両を3年間リース(月額2万5000〜3万5000円)する。
  2. 車両の電池容量を定期的に点検し、新車比で70%を下回れば交換を保証。運営は新出光に委託し、電池劣化への不安を軽減して利用促進を図る。
  3. リース終了後に回収した電池を蓄電池設備として再製品化、またはレアメタルを取り出して再利用。国内での資源循環を促し、経済安全保障や持続可能な社会の実現を目指す。