EV 原材料などの生産過程でのCO2削減へ 日本企業で新技術登場
EV=電気自動車をめぐっては、原材料などの生産過程での環境負荷が新たな課題となっています。こうした中、日本企業の間で二酸化炭素の削減につなげる新たな技術が相次ぎ登場しています。
このニュースのポイント
- EV(電気自動車)の原材料や生産過程における環境負荷が課題となっている中、日本の企業が二酸化炭素の削減技術を開発している。
- 三井物産は、大阪大学発のベンチャー企業と共同で、マイクロ波を利用したリチウムイオン電池の材料生産技術を開発。この技術により、二酸化炭素の排出を約9割削減できるとされている。
- 金属メーカー大手のプロテリアルは、リチウムイオン電池の部材の新製造技術を開発し、二酸化炭素を20%以上削減できると発表。EUを中心にEVの生産過程の環境負荷に関する規制が進行中で、これらの技術開発の動きは今後も拡大すると予想される。
ニュース元:NHKニュース