パナソニックHD 米のEVバッテリー工場の生産計画を見直しへ
パナソニックホールディングスが、アメリカの中西部・カンザス州に建設したEV=電気自動車向けのバッテリー工場の生産計画を見直すことが分かりました。
このニュースのポイント
- パナソニックは、アメリカ・カンザス州に建設したEV向けバッテリー工場のフル稼働目標(来年度末まで)を「未定」とし、実質的に先送りしました。これはテスラ向けの供給体制を中心とした戦略見直しの一環です。
- テスラの新車販売台数が世界的に減少しており、不買運動や競争激化などの要因が背景にあります。
- アメリカではEV普及策の見直し(トランプ政権の影響)により、今後のEV市場の成長に懸念が広がっており、事業環境の不透明感がパナソニックの計画見直しを後押ししたと考えられています。