公用車に無給電EV導入 福島県いわき市、全国2例目 11月まで実証実験
福島県いわき市は、屋根に積んだ太陽光パネルで発電し無給電で走行できる電気自動車(EV)を公用車として使用する実証実験に6月から11月まで取り組む。
このニュースのポイント
- 福島県いわき市は、屋根の太陽光パネルによる自家発電で外部給電なしに走行できる電気自動車(無給電EV)を公用車として使用する実証実験を2025年6月から11月まで実施する。
- 無給電EVは東京の村上商会が開発。いわきバッテリーバレー実現地域連携協議会の協力により、12月から翌年3月にかけて市内企業にも社有車として提供され、実用化に向けたデータ収集と活用の幅を広げる。
- EVは年間1トン(スギ120本分のCO2吸収量に相当)のCO2を削減。給電施設が不要なため導入費を抑えられ、災害時でも運用可能。庄司会長や内田市長も地域の脱炭素化やPR活用に意欲を示した。