EVの路線バス 国内メーカーも本格生産に乗り出す 脱炭素対応で
脱炭素への対応で、EV=電気自動車のバスの需要が高まる中、国内のバスメーカーも本格的な生産に乗り出しています。
このニュースのポイント
- いすゞ自動車と日野自動車の合弁会社は、昨年11月から宇都宮市の工場でEV路線バスの生産を開始。特長は「車輪に付いたモーター」と「天井バッテリー」によるフラットな床設計。1回の充電で約360km走行可能。既に50台を生産し、大阪万博や関東地方で導入。
- 北九州のベンチャー企業も国内生産に向けて工場を建設中。中国のBYDや韓国のヒョンデ(現代)など海外メーカーのEVバスも、各地の自治体で採用されている。
- 路線バスは決まったルートを運行し充電しやすいため、EV化が進みやすいとされる。各メーカーがこの需要を見越して、生産体制を強化している。