独VW、レクサスとEV充電器を相互利用 7月から
フォルクスワーゲングループジャパン(愛知県豊橋市)は14日、トヨタ自動車と電気自動車(EV)の充電で協業すると発表した。
このニュースのポイント
- 2025年7月から、VWグループ(VW、アウディ、ポルシェ)とトヨタ(レクサス)のEVユーザーが相互に急速充電器を利用可能となる。既存の専用アプリを通じて利用できるが、料金体系は未定。
- VWグループは全国に385基の急速充電器を設置済み。レクサスは販売店185基、商業施設13基を設置し、2030年までに100カ所以上に拡大する予定。
- 政府は2030年までに充電器30万口の設置を目標とするが、2024年3月時点で約4万口と大幅に不足。2024年の国内EV販売は前年比33%減の5万9736台と低迷し、充電インフラ不足が普及の障壁となっている。