中国EV大手BYD、自社の運転支援システムにディープシーク統合へ
中国の電気自動車(EV)最大手、比亜迪(BYD)は10日、1万ドル(約150万円)を下回る低価格モデルを含むほぼ全車種に自動運転システムを導入する計画を発表した。
このニュースのポイント
- BYDは、自社開発の先進運転支援システム「天神之眼」を、小型EV「海鴎(シーガル)」を含む21モデルに搭載し、1万ドル(約150万円)以下の低価格EVにも自動運転機能を導入する計画を発表。
- 新興企業「DeepSeek(ディープシーク)」の生成人工知能(AI)を自社システムに統合し、自動運転技術の向上と、よりパーソナライズされた体験の提供を目指す。
- 吉利汽車や長城汽車など他の中国EVメーカーも自動運転技術を導入しており、BYDはその流れに続き、より高い機能を低価格帯モデル展開することで市場競争力を強化する。