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「ベトナムのEV王」が充電ステーション事業に参入、10万基設置へ

ベトナムで最も裕福な人物であるファム・ニャット・ブオンが率いる複合企業、ビングループ系列のV-Green(Vグリーン)は、エジプトの財閥Prime Group(プライムグループ)と提携し、今後3年間でインドネシアに電気自動車(EV)向けの充電ステーション10万基を設置する計画を発表した。

このニュースのポイント

  1. ベトナムのV-GreenとエジプトのPrime Groupは、3年間でインドネシアにEV充電ステーション10万基を設置する計画を発表。総投資額は最大12億ドルで、ジャカルタやスラバヤ、バリ島からスタートし、全土への展開を目指す。
  2. V-Greenは市場調査や建設・管理を担当し、Prime Groupは資金調達を担う。プロジェクトは2025年1月に始動し、年内一部稼働を目指す。また、両社は中東や欧米市場への展開も視野に入れている。
  3. V-Greenはビンファストの充電設備部門を分離して設立され、ファム・ニャット・ブオンが90%の株式を保有。ビンファストの世界展開(米国、インド、インドネシアなど)を支援し、EV市場への移行を加速する役割を果たしている。