大阪ガスとKRI、EV蓄電池の劣化診断と残存寿命を予測する実証実験開始
大阪ガスとKRIは10月より、Daigasグループで利用する電気自動車(EV社用車)から取得するデータを用いて、EV蓄電池の劣化診断および寿命予測モデルの実証実験を開始する。
このニュースのポイント
- 大阪ガスとKRIは、DaigasグループのEV社用車から取得するデータを用いて、EV蓄電池の劣化診断と寿命予測のモデルの実証実験を2024年10月より開始しました。
- 本技術は、特別な機器を使わずに、日常の充電データからバッテリー劣化を診断でき、使用環境や時間経過に伴って徐々に進む通常の劣化である一次劣化と、劣化メカニズムの変化による突然の大幅な性能低下である二次劣化の両方に対応した予測が可能です。
- Daigasグループは「エネルギートランジション2030」で、2030年度までに社用車のCO2排出ネット・ゼロを目指し、2025年9月までに約15台のEVを導入する予定です。