中古EV市場を育成、重要鉱物の国内循環狙う…官民で電池性能保証サービス導入へ
政府が、電気自動車(EV)の中古市場の育成に乗り出すことがわかった。
このニュースのポイント
- 政府は、中古電気自動車(EV)市場の育成に乗り出し、中古EVが国外に流出している問題を解決し、重要鉱物の国内循環を促進することで経済安全保障を強化しようとしています。
- 経済産業省は民間企業と協力し、中古EVの電池品質を保証するサービスや保険を導入予定で、保証期間内に電池劣化した時には新品か同等のEVに交換が可能となる仕組みを構築しています。
- 劣化したEV電池の二次利用として小型車両での活用も検討されており、中古のEV電池をすべて国内で循環できれば、関連市場は2030年に約6000億円、2050年には約8兆円規模に成長する見込みです。