いすゞ、米でEVトラック増産…第2工場も検討
いすゞ自動車は強まる環境規制を見据え、2027年をめどに北米で電気自動車(EV)トラックを増産する。
このニュースのポイント
- いすゞ自動車は、2027年を目標に北米で電気自動車(EV)トラックの増産を計画しています。既存のミシガン州の工場を能力増強するか、新たに第2工場を北米の別の場所に建設する方向で検討中で、2024年度中に意思決定を行う予定です。
- いすゞは、日本からの輸出を減らし、北米での現地調達化を進める方針です。特にカリフォルニア州など環境規制が厳しい地域でEVトラックの需要が増加すると見込んでおり、現地生産の強化とともに、2027年ごろを目指して車載電池の現地調達も検討しています。
- いすゞの小型トラック「Nシリーズ」は、特に都市部で人気があり、EVモデルも好評です。いすゞは、電子商取引(EC)の需要拡大を背景に、EVトラックの受注増加を予想しており、本格普及に向けた供給体制の強化を急いでいます。