中国Geely、使用寿命50年に相当するEVバッテリーを発表
中国の大手自動車メーカーであるGeely Auto Groupが2024年6月27日、3500回の充電サイクルでも性能を維持できる、LFPバッテリー(リン酸鉄リチウムイオン電池)を発表した。
このニュースのポイント
- Geely Auto Groupが発表したLFPバッテリーは、3500回の充電サイクルで性能を維持し、航続距離は100万kmに相当する。年間走行距離2万kmを基準にすると、使用寿命は50年に達する。
- リチウムイオンの電極間移動を加速する技術により、約17分で80%の急速充電が可能。多様な耐久試験を通過し、針の貫通試験や極寒状態、海水腐食、高荷重、衝突、燃焼試験でも問題が発生しなかった。
- バッテリーの長寿命化により、EVの再販価値が向上し、炭素排出量の低下を目指している。