中国製EVへの関税取り下げを、ドイツ自動車工業会がEUに要請
ドイツ自動車工業会(VDA)は3日、欧州連合(EU)欧州委員会に対し、中国製電気自動車(EV)に関税を課す方針を取り下げるよう要請した。
このニュースのポイント
- ドイツ自動車工業会(VDA)は、欧州委員会に対し、中国製電気自動車(EV)に対する関税撤廃を要請した。
- 関税撤廃の理由として、中国から輸出する欧米自動車メーカーに影響を与え、また中国からの報復関税のリスクがドイツ産業に打撃を与える可能性があることを指摘した。
- ドイツから中国への乗用車輸出が中国からの輸入額の3倍以上であり、部品サプライヤーによる輸出額も輸入額の4倍に達していることを背景に、関税撤廃が欧州の競争力と強靭性を長期的に高める手段であると主張した。