EVニュースまとめ
 

中古マンションへのEV充電器推進、オリックス系とユビ電提携

電気自動車(EV)の普及に向けて充電設備の不足が問題となる中、オリックス傘下の大京アステージと穴吹コミュニティはEV充電サービスなどを手掛けるユビ電(港区、非上場)と提携し、全国の中古マンションに充電器の設置を進めることで合意した。

このニュースのポイント

  1. オリックス傘下の大京アステージと穴吹コミュニティは、非上場のユビ電と提携し、全国の中古マンションにEV充電器を設置する計画を進めることで合意した。これにより、マンション入居者の増加するEV充電ニーズに対応し、市場拡大を目指す。
  2. 日本政府は2030年までに30万口の充電設備整備目標を掲げ、その内訳で最大20万口をマンション向けに割り当てている。来年3月に終了する補助金では、充電器設置費用の最大95%を補助する政策が実施されている。
  3. EVの利用者はまだ少数であり、充電器設置に対する賛同を得ることが課題となっている。しかし、設置は物件の価値向上に寄与するとして、オリックス傘下の企業は物件所有者や組合に積極的に充電器設置を促しており、EV普及の加速を期待している。