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福岡県をEVバッテリー循環のさきがけに

トヨタや日産など自動車の一大生産拠点でもある福岡県。服部知事は、2日、今後の大量供給が予想される使用済みEVバッテリーへの、取り組みを始動させました。

このニュースのポイント

  1. 福岡県は使用済みEVバッテリーの資源循環システム「福岡モデル」の構築を始動。これにより、EVバッテリーの「回収」「リユース」「リサイクル」「再製造」を促進する計画を立てている。自動車の寿命が約14年であることから、今後大量の使用済みEVバッテリーが出てくることが予想され、その持続可能な処理と再利用が重要視されている。
  2. EVバッテリーのモジュールにはレアアース元素が含まれており、日本は100%海外に依存している。そのため、バッテリーの再資源化は国家的な課題と位置づけられている。
  3. 福岡県は自動車メーカーなど約30の企業や団体が参加する会議を開催し、EVバッテリーの再利用に向けた取り組みを強化することを決定。これにより、EVバッテリーの再利用に関する技術開発と産業の促進が一体となって推進される見通しである。