トヨタ九州の長木哲朗・新社長、EVの電池製造「着実に準備」…福岡県出身「仕事のネットワークある」
トヨタ自動車九州の社長に就任した長木哲朗氏(62)が25日、福岡県宮若市の本社で記者会見した。
このニュースのポイント
- トヨタ自動車九州の新社長、長木哲朗氏(62)は、電気自動車(EV)化への対応を最重要課題と位置づけ、九州で車載用電池の製造を準備する意向を示した。特に、トヨタの高級車ブランド「レクサス」が2035年までに全車種をEV化する計画に向け、九州を電動化の拠点として位置づけている。
- 電池製造計画については、親会社のトヨタ自動車が統括しており、九州の地域ネットワークを活かして準備を進める意向を表明した。トヨタ九州が電池製造に向けた最大限の支援を行う考えも示した。
- 一方で、トヨタグループ内での型式指定不正の問題については、厳格なルールと手順の守備が基本であり、トヨタ九州でもこれを確認することを強調した。