BMWが米国に新しいプレス工場、EV生産に対応

ドイツBMWは、米国サウスカロライナ州にあるスパルタンバーグ工場に新しいプレス工場を開設したと発表した。

BMWは米国サウスカロライナ州のスパルタンバーグ工場に新しいプレス工場を2億ドル以上の投資で開設した。この工場は、新型「X3」のドアやフェンダー、リフト・ゲートなどをプレス加工するために設計されており、2024年秋から新型X3の発売をする予定。
新工場の設立により、金型技術者や自動化設備のオペレーター、メンテナンス技術者など200人以上が新たに雇用される。また、既存のスパルタンバーグ工場の従業員も、英国スウィンドンやドイツ・ライプツィヒのBMWグループの車体工場で研修を受け、新工場の運営に対する準備が進められている。
BMWグループは2030年までに少なくとも6車種の電気自動車（EV）を米国で生産する計画であり、2026年からは、ウッドラフ工場で生産した電池を搭載したEVの生産が、スパルタンバーグ工場で行われる予定である。