積載量増で効率運送支援…ダイムラー、米向けEVトラックに2モデル
独ダイムラー・トラックは米国市場向けの電気自動車(EV)トラックに、車両総重量(GVW)を現行モデル比約388キログラム増の約8・5トンにし積載量を増やした2モデルを追加した。
このニュースのポイント
- ダイムラー・トラックは、米国市場向けに新たに電気自動車(EV)トラックのモデルを追加し、車両総重量(GVW)を現行モデルより約388キログラム増の約8.5トンに引き上げ、積載量を増加させた。これにより顧客の効率的な運送を支援し、拡販を図る。
- 新しいEVブランド「RIZON(ライゾン)」には、GVW約8.5トンの「e18Mx」(2つのバッテリーパック搭載)と「e18Lx」(3つのバッテリーパック搭載)の2つのモデルが追加された。これらは中型トラックセグメントの「クラス4」「クラス5」に位置づけられ、米国市場で展開される。
- RIZONはカリフォルニア州から納車を開始し、都市配送向けに適した設計で、バンボディーや冷蔵配送車などさまざまな架装に対応可能。顧客からの反応は好評で、三菱ふそうトラック・バスが特にその評価を強調している。