昨年の世界新車販売台数、テスラのEV「モデルY」が首位…EVのトップは初
英調査会社JATOは13日、2023年の世界の車名別新車販売台数を発表し、米電気自動車(EV)大手テスラのスポーツ用多目的車(SUV)タイプのEV「モデルY」が初めて首位に立った。
このニュースのポイント
- JATOが発表した2023年の世界の車名別新車販売台数によれば、テスラの電気自動車(EV)「モデルY」が初めて首位に立ち、EVが世界首位になるのは初めて。
- モデルYの世界販売台数は前年比64%増の約122万台で、トップ10のうち7車種を日本車が占めた。中国のBYDの「Qin」は12位に入った。
- モデルYの販売伸びは環境意識の高まりに支えられ、過去1位だったトヨタの「RAV4」を上回ったが、テスラはEVの需要減速や中国での競争激化に直面し、業績低迷。新車種の早期投入が業績回復の鍵とされている。