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ボルボ、世界初のEV電池パスポート発行へ EU義務付け前に

スウェーデンの高級車メーカー、ボルボ・カーズは電動SUV(スポーツタイプ多目的車)の旗艦モデル「EX90」について、材料の原産地、部品、リサイクル素材、カーボンフットプリント(温室効果ガス排出量)を記録した世界初のEV(電気自動車)バッテリーパスポートを導入する。

このニュースのポイント

  1. ボルボ・カーズは、電動SUV「EX90」に世界初のEVバッテリーパスポートを導入する。このパスポートは、材料の原産地、部品、リサイクル素材、カーボンフットプリントなどの情報を記録する。
  2. EVバッテリーパスポートは、英新興企業サーキュラーと共同開発され、2027年2月から欧州連合で販売されるEVに義務付けられる予定。
  3. パスポートの導入は、2030年までに完全EVのみを生産する目標に向けた一環であり、自動車購入者に透明性を提供することを目的としている。ボルボはこの取り組みのパイオニアでありリーダーであることの重要性を強調している。