その名は「ライオン」、新型EVトラックは航続440km…米国発表
米国のライオンエレクトリック社は5月21日、新型EVトラック『ライオン8トラクター』（Lion8 Tractor）を、「Advanced Clean Transportation (ACT) Expo」で発表した。
このニュースのポイント
- 米国のライオンエレクトリック社が、「Advanced Clean Transportation (ACT) Expo」で新型EVトラック『ライオン8トラクター』を発表した。このトラックは2024年中頃に発売予定で、最大630kWhのバッテリー容量で約440kmの航続距離を実現し、急速充電で80%までの充電を約1時間30分で行える。
- ライオン8トラクターは6x4アクスルと2つの2速eAxlesを特徴とし、パワー分配と効率を最適化している。キャブフォワード設計により、ドライバーの視界と操作性も向上している。また、750Vバッテリーシステムと「Vehicle-to-Grid（V2G）」を標準装備し、高いエネルギー密度を実現している。
- ライオンエレクトリック社は15年以上にわたりEVトラックの開発に取り組んでおり、業界の先頭に立っている。この新型トラックの発表は、同社がゼロエミッション輸送への移行をリードし、北米で最も幅広いクラス5-8の電動商用車ラインナップを持つことを強調するものである。