「ＥＶ革命は順調」とＩＥＡ、３５年までに販売数の半分占める予測

ロンドン（ＣＮＮ）国際エネルギー機関（ＩＥＡ）は２８日までに、電気自動車（ＥＶ）の市場動向に関して今年の販売台数は２０％以上増え、１７００万台に達する勢いにあるとの報告書を発表した。

国際エネルギー機関（IEA）の報告によれば、電気自動車（EV）の販売台数は今年20％以上増加し、世界的には1700万台に達する見通し。特に中国市場の成長が牽引役となり、EVは次の10年で急速に需要が拡大し、世界の自動車産業を変革する流れにある。
価格競争が激しさを増し、収益の縮小がEV製造業者にとっての課題となっている。テスラや中国の理想汽車が価格を下げる動きを見せ、テスラの販売台数が過去4年ぶりに落ち込むなど、市場での競争が激しくなっている。
EVの価格下落が進む中、中国からのEV輸出が拡大し、価格競争がますます激しさを増している。しかし、これにより欧州では中国製EVの輸入増加への懸念が高まり、中国政府の国家支援に対する調査も行われている。また、EVの普及には手頃な価格だけでなく、公共的な充電インフラの整備も重要視されている。