中国BYDの1~3月最終利益11%増 値下げ競争激化もEV販売伸ばし増収増益
中国の電気自動車(EV)最大手、比亜迪(BYD)が29日発表した2024年1~3月期の連結決算は、売上高が前年同期比4%増の1249億元(約2兆7千億円)、最終利益は11%増の45億元だった。
このニュースのポイント
- 比亜迪(BYD)が2024年1~3月期の連結決算を発表。売上高は前年同期比4%増の1249億元(約2兆7千億円)、最終利益は11%増の45億元であった。
- 中国の新車市場では値下げ競争が激化しているが、EVなどの販売台数を伸ばし、比亜迪は増収増益を確保。新車販売台数は13%増の62万6263台で、EVの販売も13%増の30万114台、プラグインハイブリッド車(PHV)も14%伸びた。
- 中国では新エネルギー車の普及が進んでいるが、過剰な供給能力を抱えており、比亜迪を含む各社が商品の値下げに踏み切っている状況がある。