賃貸マンションにEVのカーシェア導入 災害時には非常用電源に
賃貸マンションにEV=電気自動車のカーシェアリングサービスを導入し、災害時には非常用の電源として活用する取り組みが埼玉県新座市で行われています。
このニュースのポイント
- 埼玉県新座市では、賃貸マンションに電気自動車(EV)のカーシェアリングサービスを導入し、災害時には非常用の電源として活用する取り組みが行われています。この取り組みは先月下旬から始まり、地域の防災力強化を目指しています。
- 新座市の約100世帯が暮らす賃貸マンションの駐車場にはEV1台が置かれ、通常はカーシェアとして利用されますが、停電時などの災害時にはEVに蓄えられた電力が集会所に供給されます。
- 災害時には集会所が住民に開放され、室内の電子レンジや湯沸かし器などが利用可能になります。この取り組みに対し、マンションに暮らす女性は、停電時にスマートフォンを充電できることがありがたいと述べました。また、埼玉県住宅供給公社は今後も災害に強い住まいづくりを進めていくとしています。