札幌市、2024年度のEV補助金を一律10万円へ 軽EVは5万円 より多くの購入者に支給
札幌市は、2024年度の電気自動車(EV)向け補助金支給額を一律10万円(軽自動車は一律5万円)にする。
このニュースのポイント
- 札幌市は2024年度のEV向け補助金を一律10万円(軽自動車は5万円)に引き下げ、23年度のバッテリー容量に応じた最大30万円からの変更を行う。これにより、より多くのEV購入者に補助金を支給し、市の自動車のゼロエミッション化を促進する。
- 補助対象は値引き後の車両価格が840万円以上の乗用車を除外し、事業用のEVバスやEVトラックは含む。予算は前年度と同じく約3294万円で、補助金支給件数は300件に倍増見込み。
- 24年度の補助金制度では、燃料電池車にも一律50万円の補助を用意し、V2H装置や集合住宅の充電設備に対する補助金額を引き下げる。申請受付は早ければ4月22日から開始され、新制度の概要は市の公式ホームページなどで公表される。