EVバス、海外勢が参入 「小回り」売り、生活の足に
高齢化や過疎化が進む地域の生活の足として、海外メーカーの電気自動車(EV)バスが注目され始めた。
このニュースのポイント
- 高齢化や過疎化が進む地域において、小型で小回りのきく電気自動車(EV)バスが生活の足として注目されており、トルコのカルサンや中国の比亜迪(BYD)などの海外メーカーが、国内大手メーカーが注力する大型バス市場とは異なるセグメントで日本市場に参入しています。
- カルサンの小型EVバス「e-JEST」やBYDの中型EVバス「J7」など、コンパクトで航続距離の長いEVバスが提供されており、これらは自治体向けに売り込まれていて、環境対策や地域ニーズに応える車両として期待されています。
- 国内では新興企業のEVモーターズ・ジャパンがEVバスを手がけ、高価格ながらも補助金が充実している地域をターゲットに市場への参入を図っています。これらの動きは、日本における脱炭素と地域交通の活性化を目指す方向性を示しています。