最先端の都市型小型EVを公開 豊田の開発企業、市も協力 愛知
愛知県豊田市が協力して開発中の都市型小型EV「Lean(リーン)3」(仮称)が22日、初公開された。
このニュースのポイント
- 愛知県豊田市が協力して開発中の都市型小型EV「Lean(リーン)3」(仮称)が初公開され、2025年半ばから台湾、日本、欧州で順次発売予定。この車両は全長約2.5メートル、全幅1メートル弱、全高1.6メートル弱で、前2輪後1輪構造を有し、カーブで車体を傾けて曲がる特徴がある。
- 「Lean 3」は5~7時間の充電で約100キロメートル走行可能なリチウムイオン電池を動力源とし、エアコンも装備。日本では1人乗りの「原付きミニカー」に分類される。
- 車両は豊田市に本社を置くベンチャー企業「Lean Mobility」が開発し、当面は台湾で生産される。価格は為替相場にもよるが、日本では70万~90万円超を予定。豊田市は企業立地奨励金やトヨタ車体の超小型EV「COMS」の貸し出しを通じてプロジェクトを支援している。