EVニュースまとめ
 

ホンダほか大手7社による北米の高出力EV充電ネットワーク新会社「IONNA(イオンナ)」始動

ホンダ、GM、BMW、メルセデス・ベンツ、ヒョンデ、キア、そしてステランティスによる高出力EV充電ネットワーク事業が、いよいよ北米で始まった(現地時間2月10日発表)。

このニュースのポイント

  1. ホンダ、GM、BMW、メルセデス・ベンツ、ヒョンデ、キア、ステランティスの7社が合弁で高出力EV充電ネットワーク「IONNA」を北米で開始し、今夏から米国内に充電ステーションを設置し、その後カナダにも拡大する。IONNAは少なくとも3万基の高出力急速充電器を提供し、NACSとCCSの両規格に対応するデュアルガン方式を採用する。
  2. IONNAの充電ステーションは利便性と快適性を重視し、トイレ、飲食店、雑貨店などの施設を併設し、使用される電力はすべて再生可能エネルギーから供給される。さらに、ユーザーはスマホアプリを通じて予約、ルート計画、ナビゲーション、決済などの機能を利用できるようになる。
  3. IONNAの設立は北米の充電インフラを大きく変え、EVの普及促進に貢献することが期待される。CEセス・カトラー氏は、7つの自動車メーカーと共に電動モビリティの未来を形作ることに意義を見出しており、さらにNACS規格を採用する他の自動車メーカーもネットワークへの参加を呼び掛けている。