福島日産自動車、浪江町にEVパーク 多目的スペースやカフェ併設 電力供給に水素 2025年開所目指す
福島日産自動車は福島県浪江町のJR浪江駅前に「浪江EVパーク(仮称)」を整備する。
このニュースのポイント
- 福島日産自動車は、福島県浪江町のJR浪江駅前に多目的スペースやカフェ、宿泊が可能なミーティングルームを備えた「浪江EVパーク(仮称)」を設置し、2025年上期のオープンを目指す。この施設は、木造2階建てで、地域社会の交流拠点として機能する。
- 「浪江EVパーク」は、太陽光パネルと水素燃料電池を利用した環境に配慮した電力供給モデルを確立し、電気自動車(EV)への充電に太陽光発電だけでなく、水素発電も使用する。これにより、災害時にEVを非常用電源として活用できる。
- 日産自動車と日立製作所が連携し、「浪江モデル」として地域に根ざした持続可能な電力供給システムを構築。金子與志幸社長は「なみえ水素タウン構想」の一環として、水素を活用した取り組みの進展と地域社会への貢献、モビリティの価値向上を目指すと述べた。