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EVなどのパワー半導体 日本の半導体大手 開発や生産の強化加速

EV=電気自動車などに使われるパワー半導体の需要が高まる中、日本の半導体大手の間で、開発や生産を強化する動きが加速しています。

このニュースのポイント

  1. 日本の半導体大手が、電気自動車(EV)などに使われるパワー半導体の開発や生産を強化しており、三菱電機は耐久性や省エネ性能に優れた「SiC」素材の新製品を発表し、ルネサスエレクトロニクスは省エネ性能が高い窒化ガリウムを素材にしたパワー半導体の量産化に向けてアメリカの企業を買収した。
  2. 三菱電機、富士電機、東芝、ローム、ルネサスなど、複数の日本企業が今後の生産能力の増強を計画しており、これにより小型化されたパワー半導体を通じてEVの走行距離を伸ばすことが可能になる。
  3. 日本メーカーが得意とするパワー半導体市場では、世界的な需要の高まりと共に、ドイツのインフィニオンなど海外勢との競争が激化しており、日本勢が世界での競争力を高めるための重要な局面に立たされている。