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欧州市場でEV快走、2023年新車販売でディーゼル車を初めて抜く[新聞ウォッチ]

欧州連合(EU)域内のドイツやフランスなど主要18カ国の2023年の新車販売台数(乗用車)が、前年(2022年)に比べ14%増の1284万台となったそうだ。

このニュースのポイント

  1. 2023年の欧州連合(EU)域内での新車販売台数: 2023年にEU域内の主要18カ国での新車販売台数は、前年比14%増の1284万台となり、4年ぶりにプラス成長しました。これは、新型コロナウイルス禍やウクライナ侵攻によるサプライチェーンの混乱が収束し、半導体不足による減産からの反動によるものとされています。
  2. 電気自動車(EV)の成長: 新車販売の動力別では、電気自動車(EV)がディーゼル車を初めて上回り、28%増の201万台を販売しました。一方、ガソリン車は11%増の458万台で最も多かったものの、ディーゼル車は6%減の153万台にとどまりました。
  3. メーカー別の販売成績: フォルクスワーゲン(VW)が首位に立ち、販売台数は19%増の332万台となりました。日本勢ではトヨタ自動車が6位で、独メルセデスベンツグループを上回るなど、一部の日本の自動車メーカーが好調でしたが、三菱自動車は販売台数が大幅に減少しました。また、EU域内では各国のEV比率も高まり、ドイツ、フランス、英国などが17-18%のEV比率を達成しており、EVの普及が進んでいます。