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中国新興EV「NIO」、バッテリー製造事業を分社化へ 赤字解消に向けたコスト削減の一環か

国新興電気自動車(EV)メーカー「蔚来汽車(NIO)」が、バッテリー製造事業を分離して新会社を設立し、外部の投資家を探す計画だと、複数のメディアが報じた。

このニュースのポイント

  1. NIOのバッテリー製造事業分社化計画:中国のEVメーカーであるNIOは、バッテリー製造事業を独立させ、新しい会社を設立する計画を進めており、外部投資家を募集する予定です。分社化は、コスト削減と効率化を図り、早急に黒字化を目指す一環として考えられています。
  2. 協業パートナーシップの発表:NIOは、自動車大手の重慶長安汽車と浙江吉利控股集団との間でバッテリー交換事業に関する協業を発表しました。NIOはバッテリー交換ステーションなどのインフラを自社ネットワークと他社との共有ネットワークに分割し、他社のEVも利用できるようにする方針を採用しています。
  3. 好調な売上高と赤字の拡大:NIOは2023年7~9月期に売上高が大幅に増加し、販売台数も増加したものの、赤字も拡大しました。2022年の純損失は前年を上回り、黒字化への努力が続いています。