VWが仏ルノーと2万ユーロEVで共同開発協議=独紙
ドイツの自動車最大手フォルクスワーゲン(VW)がフランスの自動車大手ルノーとの間で、2万ユーロ(2万1476ドル)で買える電気自動車(EV)の共同開発に向けて協議しており、20万─25万台を年間生産目標としていると、8日付ドイツ経済紙ハンデルスブラットが事情に詳しい複数の関係者の話として報じた。
このニュースのポイント
- フォルクスワーゲン(VW)とルノーの共同開発協議:VWとルノーは、2万ユーロで購入可能な電気自動車(EV)を共同開発するために協議中であり、年間20万〜25万台の生産目標を設定しています。
- VWの価格設定と関心:VWは、多くのドライバーに手の届く価格でEVを提供することを狙いとし、車台(プラットフォーム)の共同開発がその実現に寄与すると考えています。ただし、協議は初期段階にあり、破談の可能性もあると報じられています。
- 欧州自動車メーカーの低価格EV市場への対応:欧州の自動車メーカーは、テスラや中国メーカーによる低価格EVの競争に直面し、買いやすい価格でEVを提供するための努力を強化しています。EVの平均価格が高いことが課題とされ、VWとルノーも2万ユーロ未満の価格帯でのEV開発に取り組んでいます。