関西電力、EV充電サービス事業へ参入 事前予約や時間帯別料金
関西電力は、公衆エリアにEV充電器の設置を行なう「EV充電サービス事業」への参入を発表した。
このニュースのポイント
- 関西電力は、2024年2月からEV充電器の設置を始め、2024年度末までに1,500口の充電器を全国に展開する計画を発表。導入企業としてエイチ・ツー・オー商業開発、上新電機、トライアルカンパニーが決定。
- 充電器設置に関して政府の目標は2030年までに全国で30万口とするが、2022年度の設置状況は3万口にとどまっており、充電インフラ整備が課題。関西電力はエネルギー管理のノウハウを活用し、時間帯別の料金設定や予約機能を提供し、利便性向上と集客効果を促進する。
- 提供されるサービスには時間単位での充電予約機能、時間帯別の料金設定、優待会員割引などが含まれ、専用アプリを通じて充電時間の予約や適切な時間帯での充電が可能となる。将来的にはダイナミックプライシングも検討される。