富士吉田市で自動運転のEVバス運行 実証実験へ
富士山のふもと、富士吉田市で住民や観光客の移動手段を確保しようと、自動運転のEVバスを運行する実証実験が今月から行われることになりました。
このニュースのポイント
- 自動運転EVバスの実証実験:富士吉田市では、住民や観光客の移動手段を確保する目的で、自動運転の電気バス(EVバス)を運行する実証実験が今月から開始されます。
- 実証実験の詳細:実証実験は、富士急行線の下吉田駅と世界文化遺産「旧外川家住宅」を結ぶ約2.1キロの区間で行われます。この区間には多くの飲食店や宿坊があり、地元住民や観光客の利用が見込まれています。実験期間は今月21日から11月10日までの21日間で、1日に12便が運行される予定です。使用されるバスは11人乗りの電気自動車で、事前に定められたルートを基本的に自動運転で進行します。
- 予約と将来的な展望:通信アプリ「LINE」を通じて予約を行うと、誰でも無料でバスに乗車することができます。富士吉田市は将来的に、この自動運転EVバスの運行を市内全域に拡大し、富士山の環境保全と地域の公共交通機関の維持に寄与することを目指しています。