パナソニックとゼンリン、EVのエネルギー管理技術を共同開発へ

パナソニックホールディングス（HD）（以下、パナソニック）とゼンリンは、電気自動車（EV）向けエネルギー管理技術の構築に向けて、共同開発に着手したと発表した。

共同開発の開始：パナソニックとゼンリンは、電気自動車（EV）向けのエネルギー管理技術を共同で開発することを発表しました。この開発は、EVの充電インフラストラクチャとエネルギー供給の最適化を目指しています。
「EVチャージ需要マップ」の提供：開発の初の成果として、「EVチャージ需要マップ」が提供されることになりました。このマップは、EV充電器の最適な立地や需要エリアを可視化し、2023年9月8日からEV充電器メーカーや運用企業向けに提供が開始されました。マップは、パナソニックの技術知見や運用ノウハウ、ゼンリンの地図情報や位置情報を組み合わせて作成されています。
今後の展望：今後もパナソニックとゼンリンは、共同開発を進め、第2弾の成果として「EV向けの新しいエネルギー管理機能」を提供する予定です。これにより、EVの性能を最大限に引き出すための充電インフラの整備や、電力需給のコントロールに寄与することが期待されています。