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バッテリー交換式の小型商用EV「I-Cargo」、700Lの荷台ボックスと共に登場

シンガポールに本拠を持つEVメーカー「ベクトリクス」は、交換式バッテリーと傾かない車体を採用して話題となった小型商用EV「I-Cargo」の量産型市販モデルを、2023年10月1日より発売することを発表した。

このニュースのポイント

  1. I-Cargoの市販モデル発売: シンガポールのEVメーカー「ベクトリクス」は、小型商用EV「I-Cargo」の量産型市販モデルを2023年10月1日より発売することを発表しました。I-Cargoは、交換式バッテリーと傾かない車体を特徴としており、物流業界において「ラストマイル輸送」のソリューションとして期待されています。
  2. 特徴と仕様: I-Cargoは、航続距離70~80kmを持ち、最高出力は6.5kWです。車両本体の価格は108万7900円、バッテリーは43万5600円(2個1セット)で、合計価格は152万3500円となっています。また、700Lの大型ボックスをラインナップし、最大積載重量は100キロ(ボックス重量を含む)です。家庭用100V電源に対応したEV普通充電器が付属し、新たな設備投資は不要です。
  3. アフターサポートとカスタマイズ: ベクトリクスは、購入したユーザーが安心して利用できるよう、アフターサポート体制に特に注力しています。保証期間は車両が2年間(または1万5,000km)、バッテリーが3年間となっています。さらに、用途に合わせて棚板を追加したり、金具類を強化したり、会社のロゴマークやコーポレートカラーで自由にラッピングすることも可能です。