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世界のEV販売、価格下落で2030年までに全体の3分の2も=調査

米非営利団体ロッキー・マウンテン・インスティテュート(RMI)が14日公表した調査報告書によると、電気自動車(EV)は2030年までに世界の自動車販売台数の3分の2を占める可能性がある。

このニュースのポイント

  1. EVの普及予測: 米非営利団体ロッキー・マウンテン・インスティテュート(RMI)の調査によれば、2030年までに電気自動車(EV)が世界の自動車販売台数の3分の2を占める可能性がある。欧州と中国のEVの急速な普及により、2030年までにEVの販売台数は少なくとも6倍に増加し、市場シェアは62-86%に達すると予想されています。
  2. バッテリー価格の低下: バッテリーのコストは、2022年のキロワット時当たり151ドルから2020年代末までに60-90ドルに低下すると見込まれている。この価格低下により、2030年までにEVの価格がガソリン車と同等になり、維持費も安くなると予想されています。
  3. 欧州と米国のEV政策: 欧州連合(EU)は2035年以降、内燃エンジン車の新車販売を禁止する方針を持っている。一方、米国全体としては内燃エンジン車の新車販売禁止の時期を明確にしていないが、カリフォルニア州とニューヨーク州は2035年を目標にEVのみの販売に切り替える方針を持っている。