EVバッテリーの安定供給へ 材料の鉱物豊富なカナダと覚書
世界的にEV=電気自動車の普及が見込まれる中、日本はバッテリーの材料として欠かせない重要鉱物の埋蔵量が豊富なカナダとの間で、新たに覚書を結び、バッテリーの安定供給に向けて協力していくことになりました。
このニュースのポイント
- 世界的に電気自動車(EV)の普及が進む中、日本はバッテリーの材料として必要な重要鉱物の供給源として、埋蔵量が豊富なカナダと新たな覚書を結びました。この協力は、バッテリーの安定供給を目的としています。
- 覚書の内容として、カナダでの重要鉱物の資源探査に日本が資金や技術で協力すること、また、日本企業がカナダにバッテリーの生産工場を建設する際に、カナダ政府が補助金で支援することが含まれています。
- カナダはニッケル、コバルト、リチウムなどの重要鉱物の埋蔵量が豊富であり、日本政府はバッテリーメーカーのカナダ進出を通じて、バッテリーの安定供給を実現したいと考えています。この覚書は、来週、西村経済産業大臣がカナダを訪れて締結される予定です。