スバル、検討中の米EV生産拠点はインディアナ州「最有力」=社長
SUBARU(スバル)の大崎篤社長は、主力市場の米国での電気自動車(EV)の生産拠点はまだ「検討中」とした上で、インディアナ州が「最有力候補になる」との見方を示した。
このニュースのポイント
- スバルの大崎篤社長は、米国での電気自動車(EV)の生産拠点について、インディアナ州が「最有力候補になる」と述べた。インディアナ州には、スバルの自社完成車工場やトヨタ自動車の完成車工場が存在する。
- スバルは2027-2028年の米国での生産開始を目指しており、インディアナ州のエリック・ホルコム知事との面談で、EV工場建設の提案を受けた。また、スバルは2030年までに米国でのEV販売目標を40万台と設定しているが、EVの普及スピードについての不確実性も指摘している。
- スバルは、2025年に矢島工場でガソリン車、ハイブリッド車、EVの混流生産を開始し、2027年以降に大泉工場でEV専用ラインを新設する計画を持っている。また、2028年末までに8車種のEVを投入予定で、その中にはトヨタとの共同開発車も含まれる可能性がある。