シャープのEV、27年度に発売 家電量販店など販路に
シャープは24日、電気自動車（EV）を2027年度に発売すると発表した。親会社である台湾の鴻海（ホンハイ）精密工業が開発した車体をベースとし、30日に都内で開幕する「ジャパンモビリティショー2025」でコンセプト車を展示する。
このニュースのポイント
- シャープは2027年度に電気自動車（EV）を発売予定で、親会社の鴻海（ホンハイ）精密工業が開発した車体を活用。ジャパンモビリティショー2025でコンセプト車を披露する。
- 販路は家電量販店や住宅メーカーを想定し、家電や住宅販売との相乗効果を狙う。コンセプト車「LDK＋」は車内を“もう一つの部屋”と位置づけ、プロジェクターやスクリーンを備えた快適空間を演出。
- 試作モデルから軽量化が進み事業化に近づいた。価格は未定だが、「ファミリー層が無理なく買える」水準を目指している。