輸入車販売の1〜6月、EVが32%増 BYDやテスラ好調
日本自動車輸入組合(JAIA)が4日発表した2025年1〜6月の輸入車販売台数(日本メーカー車除く)は、12万2165台と前年同期に比べ7%増えた。
このニュースのポイント
- 2025年1〜6月の輸入車販売台数は12万2165台で前年同期比7%増。電気自動車(EV)は1万4191台(32%増)と大きく伸び、輸入車全体に占めるシェアは12%に拡大。EVの販売増は7年連続で、特に米テスラや中国・BYDが大きく貢献。
- テスラは販売台数非公表ながら、「その他」に分類されたEV台数が4589台(67%増)と推計され、EV市場をけん引。BYDも小型EV「アット3」の値下げや中型車「シーライオン7」の投入で1709台(58%増)と成長。6月単月では514台と過去最高を記録し、前年比3.4倍に。
- ブランド別では、1〜6月累計でメルセデス・ベンツが2万5016台(3%減)で首位、BMWが1万7958台(12%増)で2位、フォルクスワーゲン(VW)が1万7616台(31%増)で3位。6月単月でも同様の順位だが、メルセデスとBMWは減少傾向。VWとBYDが成長著しい。