トヨタ、レクサスEVを中国生産へ 上海に単独出資の新工場
トヨタ自動車は2月5日、中国上海市に単独出資で新工場を設立し、高級車ブランド「レクサス」の電気自動車(EV)モデルとEV用電池を開発・生産すると発表した。
このニュースのポイント
- トヨタは2027年以降、中国・上海でレクサスのEVとEV用電池を開発・生産する新工場を稼働させる。これは、中国の新エネルギー車(NEV)市場の拡大を受けた戦略的な決定。
- 中国ではEV関連の産業チェーンが確立されており、現地生産により先進技術や部品を迅速に調達できるほか、生産コストの削減が可能となる。
- レクサスの中国販売台数は2021年のピークから減少したものの、2024年には輸入高級車ブランドで唯一前年比プラスを達成した。