EUはEV購入奨励策を検討中、メーカー支援で-ショルツ独首相
欧州連合(EU)は苦境に立たされている域内の自動車メーカーを支援するため、電気自動車(EV)の購入奨励策をEU全域で導入する案を検討していると、ドイツのショルツ首相が21日、明らかにした。
このニュースのポイント
- ドイツのショルツ首相は、EU全域で統一されたEV購入奨励策を導入する案を提案した。欧州の自動車業界の低迷を受け、現実的な支援策として注目されている。
- ショルツ首相は、「EVは未来」と述べ、EV促進の重要性を強調。一方で、トランプ政権がEV促進策を廃止する政策を進める中、欧州委員長も2035年までの内燃エンジン車廃止目標を堅持する姿勢を示した。
- 欧州委員長のフォンデアライエン氏は、技術の競争に勝ち残るための取り組みが重要であると述べ、EUが必要な条件を備えていることを強調した。